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青年海外協力隊神奈川県OB会のスタッフ日記です


by kocv
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毎年、風邪を引いてしまうと、正岡子規のことが頭をよぎる。
私の風邪はとても単純なことで、のどが痛いとか、咳が出てつらい、体がだるいという症状で薬を飲んで静養すればよいというだけのこと。
しかし、正岡子規は若くして結核の病に犯されて、35歳でこの世を去る晩年には七転八倒の苦しみを感じたに違いないのです。明治の時代では結核は不治の病、死を宣告されたのと同じ状況でも、世を捨てないどころか後輩の指導に当たったというではありまあせんか。
どこにそのようなエネルギーがあったのか、不思議にさえ感じます。
一方、胃袋はたいへん丈夫だったようで、大食漢だったようです。たくさん食べれば便も多く出たのでしょうが、そのような身の回りの世話は妹の律がしたようです。
正岡子規の当時の苦しみを思えば、自分の風邪なんてたいしたことはないと思いつつ嗽をして、薬を飲んで、静養しています。

  H7/3  コスタリカ  西山 英治
# by kocv | 2009-02-11 15:33
テーブルの上にパンが一つだけしかない。父親だけが食べて、妻と子供達はただ見ているだけというのは誰が見ても変である。一つしかなければ、分けて食べればよいのである。
ところが、仕事の話になると簡単にはいかないので、仕事を分かち合うというのは夢の話かと思っていた。
しかし、ワークシェアリングを今年の2月から実行する会社が現れた。日本電産という会社である。従業員の賃金を最大で5%カットする。同時に、仕事の忙しさに応じてグループ間で人員を再配置する形で仕事を分かち合うという。
なんというすばやい対応なのでしょう。世界経済がすぐには回復しないとの判断からと思われる。世間の動きを見てからゆっくり対応しようというのではないのです。
この永守社長のお話を直接お聞きしたのは、5年程前の神奈川県でのシンポジウムだったと思うが、すごい人がいるものだという印象が残っている。やはり、並の人ではなかった。今の時期にもう一度、永守社長の話を聞いてみたいと思いながらこのブログを書いています。

  H7/3  コスタリカ  西山 英治
# by kocv | 2009-01-31 16:48
私は、横浜で鍼灸師をしておりますが、昨日、友人の会社にて婦人科疾患対策セミナーを開催致しました。今、日本人女性の3~4人に1人が子宮筋腫を、10人に1人が子宮内膜症を患っていると言われ、子宮癌、乳癌も年々増加傾向にあります。そんな状況を打破すべく、「婦人科疾患にならない、既になっていたとしても手術せず自分で治す」知識をお伝えすることを目的に、今回の開催に至りました。

セミナーの内容は、

①病気(婦人科疾患)の成り立ち(原因)
②病気にならたいための生活習慣
③月経のコントロール(排尿と同じように経血をトイレで排泄すること)
④温灸による婦人科疾患治療
⑤心のあり方
⑥プチ美容教室

の6点です。
このうち「③月経のコントロール」については、本来女性が生まれながらにして持っている能力であり、親から子に伝わるべき身体的習慣です。従って、訓練によって十分に実現できることなのです。これがどんどんど普及し、やがては世界中に広がっていけばと思います。今後も機会を見つけて開催したいと思いますし、ご要望があれば随時開催致します。

今回の開催にあたり、教室を快く貸して下さった速読教室の佐々木理事長、そして様々な面でサポート下さった同じく速読教室の佐藤先生に、心よりお礼申し上げます。

今回のセミナーが、そして今後のセミナーが、婦人科疾患に苦しむ人たちの助けになれば幸いに思います。

 11-3 ブータン SE 光田大輔
# by kocv | 2009-01-13 22:13
アメリカの金融危機を発端に、自動車が売れなくなり、景気が悪くなった、困ったことだと言われている。しかし、2交代勤務で夜中までも働いて車を生産することの方が変な気がしませんか? 物をたくさん生産して、どんどん売りまくれ、どんどん儲けろという図式は今の時代にはどこかに無理がある気がします。
車社会の便利さは否定しません、資本主義経済が悪いとも思いませんが、どんどん売りまくれ、どんどん儲けろ、という時代はもう過ぎ去ったのではないでしょうか。地球環境が悲鳴を上げていると言われているこの時代です。原因が何であれ、生産を控える時期に来ただけではないのでしょうか。
一方、晴れていれば「天気が良い」、雨が降れば「天気が悪い」というのは誰が決めたのでしょうか。雨も降らなければ困るのに、雨を嫌うのではなく、雨の日も楽しめる人間になりたいです。
景気と天気は似たような表現をされますが、物が売れなければ「景気が悪い」と言うのは、誰が決めたのでしょう。
話を戻して、「いくら造っても足りない、どこかの海に捨てているとしか思えない。」一年ぐらい前に自動車の関連工場で現場担当者が愚痴をこぼしていたことをふと思い出してこのブログを書きました。

  H7/3 コスタリカ 西山 英治
# by kocv | 2008-12-29 17:09
先週の日曜日、「1/4の奇跡 ~ 本当のことだから」を見てきました。この映画は、石川県在住の養護学校教諭である山元加津子さんが語る、学校の子供たちについてのお話です。養護学校には障害を持つ子供がいますが、「障害を持つことにも意味がある、ひとりひとりが、とても大切な存在であり、ありのままの私たちで大丈夫なんだ」と言うことを、映画の中で語られていました。

この映画は、普通の主婦であった入江富美子さんが、ある大晦日の夜に「宇宙に感謝の量を増やす映画を創る」と突然ひらめいて、製作に至った映画です。入江監督は、これまで映像製作の経験はゼロ、人脈なし、資金なし、すべてゼロからのスタートでした。しかし、多くの人に支えられて映画は完成にこぎつけました。

映画に先だって、小説家の神渡良平先生の講演会がありました。本当は、映画の後に予定されていたのですが、音声トラブルがあり、急遽先生の講演を前倒しにして、その間、音声トラブルの修理を行っていました。
神渡先生の講演は、「ホ・オポノポノ」に関するものでした。「ホ・オポノポノ」とは、ハワイに伝わる癒し(問題解決)の技法で、心理カウンセラーのヒューレン博士が赴任先の囚人収容所(州立病院)で実践し、画期的な成果をあげ、世の中に知られるようになりました。

シューレン博士が赴任した州立病院は、殺人、レイプ、強盗等を犯した大勢の心神喪失の犯罪者が収容されていました。これらの犯罪は、精神面と関わりが深く、一般の刑務所では管理しきれないため、州立病院に送られるのです。これまで、様々な心理カウンセラーが赴任しましたが、囚人たちに変化はなく、回りの人たちも近寄りがたい病院となっていました。

しかしシューレン博士が赴任し、暫くすると変化が表れ始めました。時が経つにつれその変化は大きなものとなり、囚人たちは心身の健康を取り戻して退院し、今ではその病院は閉鎖されているそうです。
シューレン博士が何を行ったのか、博士はだだオフィスの椅子に座り、囚人たちのカルテを見ていただけでした。そして次の4つの言葉を1人で繰り返すだけでした。

・I love you. (愛してます)
・I'm sorry. (御免なさい)
・Please forgive me. (どうか許して下さい)
・Thank you. (有難うございます)

博士は、囚人とは誰一人会わず、カウンセリングもせず、この言葉をカルテを見ながら繰り返し1人で語っていました。すると博士の想いが共鳴(共振)し、囚人たちに届いたのでしょう。彼らは変わっていったのです。

神渡先生は、ガイアシンフォニーでおなじみのスーザン・オズボーンが歌う「ホ・オポノポノの歌」をCDで聞かせてくれ、ホ・オポノポノのお話しをして下さいました。上記の4つの言葉で人は変わると、そんなことを話されました。

さて神渡先生は、小中学生の短歌コンテストの審査員もしているそうで、小学2年生の女の子が書いた短歌を紹介して下さいました。

「うちの子に 生まれてくれて 有難う ママの口ぐせ いつもポカポカ」
(お母さんがいつも言ってくれるこの言葉が嬉しくて、いつも心がポカポカする)

こんな風に心から愛されて育った子供は感謝に満ち溢れた大人になり、それが回りの人にも伝わって、「宇宙に感謝の量が増えて」来るのかもしれませんね。

H11-3 ブータン SE 光田大輔
# by kocv | 2008-12-05 21:00