事業仕分け(その2)
2009年 12月 03日
協力隊事業予算を削減するということを私なりに解釈すると下記のようになります。
毎日、私は朝昼晩と三度の食事をとっている。この食事費用を「半額に減らせよ」と命が下ったとします。
食材を安いものに変える、たとえば閉店間際の半額処分品などを買うようにして、さらにはその量も減らす。すると、食費は半額までには達することができずとも半額近くに減額できて目標達成できて、バンザイとなる。
しかし、人間が元気に楽しく生き生きと生きていくという本来の目的から考えれば、これが正しいのか?
栄養失調になったりする以前に、毎日の生活の楽しみ自体が損なわれてしまう。
一度体調を崩せば、それが引き金になり癌を患って最悪の場合、死にいたるかもしれない。
話を戻して、協力隊事業予算を例えば半額にした場合、どのようなことが起きるのか良く考えなければならない。単純に費用対効果が半分になるというようなことではないのである。食費を半分にすれば、ダイエットができてよいというような全く愚かな考え方にどこか似ている。
50年、100年後の日本はどうあるべきかという議論もないままに来年度の予算を削減してしまう。
テレビドラマのまるで必殺仕置き人のようなスタイルで「事業仕分け」が行われたような気がする。
国家予算とはそんなに軽々しいものなのか? はなはだ疑問である。
H7/3 コスタリカ 西山 英治
毎日、私は朝昼晩と三度の食事をとっている。この食事費用を「半額に減らせよ」と命が下ったとします。
食材を安いものに変える、たとえば閉店間際の半額処分品などを買うようにして、さらにはその量も減らす。すると、食費は半額までには達することができずとも半額近くに減額できて目標達成できて、バンザイとなる。
しかし、人間が元気に楽しく生き生きと生きていくという本来の目的から考えれば、これが正しいのか?
栄養失調になったりする以前に、毎日の生活の楽しみ自体が損なわれてしまう。
一度体調を崩せば、それが引き金になり癌を患って最悪の場合、死にいたるかもしれない。
話を戻して、協力隊事業予算を例えば半額にした場合、どのようなことが起きるのか良く考えなければならない。単純に費用対効果が半分になるというようなことではないのである。食費を半分にすれば、ダイエットができてよいというような全く愚かな考え方にどこか似ている。
50年、100年後の日本はどうあるべきかという議論もないままに来年度の予算を削減してしまう。
テレビドラマのまるで必殺仕置き人のようなスタイルで「事業仕分け」が行われたような気がする。
国家予算とはそんなに軽々しいものなのか? はなはだ疑問である。
H7/3 コスタリカ 西山 英治
by kocv
| 2009-12-03 20:04